コンクールを受けるメリット

コンクールを受けるメリット

コンクールを受ける一番のメリットは、良いホールの良いピアノで演奏が出来ることではないかと思います。

ピティナピアノコンペティションは、特に地区本選は予選よりも良いホールが使われているように思うので、受けるのであれば地区本選に進んでほしいと思います。

生徒さんをピティナピアノコンペティションにさせるようになってから、色々なホールでの演奏を弾く機会に恵まれたおかげで、自分が井の中の蛙になっていたことに気付くことが出来ました。

あくまで私の個人的な感想ですが、ノバホールは音楽界向きのホールではないような気がします。

カピオは、元々演劇専用のホールとして作り、ノバホールは演奏会用ホールとして作られたと聞いていたのですが、色々なホールでコンクールの演奏を聴くと、ノバホールは演奏家からすると難しいホールのように思います。

私の生徒さんは、ピティナピアノコンペティションは、本選がノバホールの時は茨城県では受けずに、本選が千葉県と栃木県の予選地区で受けさせております。

何度もコンクールを受けている生徒さんたちは、色々なホールで演奏を経験しているので、あそこのホールは弾きやすかったとか、親御さんもあそこのホールは響きが良かった、など感想を話してくださいます。

ピアノの違い、ホールの響きの違い、良いピアノ、良いホールの響き、などが聴き分けられる良い耳と感性を育てて欲しいと願っています。

どのホールもみんな個性があります。

閉館してしまいましたが、青山タワーホールは好きでした。

今あるホールの中では、音楽の友ホールと、すみだトリフォニーの小ホールが好きです。

赤坂見附の紀尾井ホールは演奏した経験はありませんが好きなホールです。

都内には、演奏会用のホールが沢山あります。

生徒の皆様には、色々なホールで演奏して感性を磨いて欲しいと思っています。

ブルグミュラーコンクールのファイナルで使われるホールもみんな良いホールですから、ファイナルに出場を果たした生徒の皆さんは、ホールの響きを堪能してきてくださいね。