コンクールやコンペティションに参加して得られること。結城美帆子

目標に向かって努力をすることを経験できます。どの程度の努力をすると、どの程度の結果が得られるかと言うことが実感できます。結果によっては「やればできる」と言う体験ができます。結果は、どうあれコンクールやコンペティションに参加することにより、自分を見つめ直す機会になり、次へのステップになります。「やればできる」と言う体験は、「やらなければできない」と言うことを知る体験でもあるのです。そこで、自分は、どのように生きて行きたいかを考えるようにもなると思うのです。自分の人生は、自分で切り開いて行くものですからね。結果を恐れてこじんまりと無難に生きて行くか、大志を抱いてチャレンジをしながら生きて行くか、どちらがいいでしょうね?私は、大志を抱いてチャレンジをしながら生きてきたほうで、今もなおチャレンジをし続けており、おそらく死ぬまで生き方は変わらないと思います。なぜなら、この年齢になっても学べることがあるのです。私は「猪突猛進型」のようなところがあったのですが、今年からお引き受けさせて頂いておりますNPO法人障害者音楽連盟の理事会でお目にかかりました岩間さんからお話を伺って、目的目標を達成するためには、時には政治家や行政に頭を下げることも必要なんだなと思いました。自分の信念を通す事ばかりを考えていると、疲れるばかりで、結局何も得られずに終わってしまうようなことにもなりかねません。音楽の世界の人間も精神分析の世界の人間も皆プライドの高い人達ばかりですから、頭を下げるなんて発想はない人たちですが、本当に世のため人のためを思い良くしようと思えば、頭を下げることなんて何でもないことですね。岩間さんとお会いしなかったら、わからなかったことです。わかっていても、できなかったと思います。岩間さんにお会いしてからは、市役所や県庁に行って演奏会の後援の申請書を提出しようと言う気持ちになれました。以前にリサイタルを行う時に、先生から「申請するといいよ」と言われたので、申請に行ったのですが、上から目線で色々なことを言われたので、頭にきて帰ってきてしまったのです。頭にきてはいけないのですね。頭にくると自分が目的を達成できないばかりか損をしますね。馬鹿でした。今度、障害者によるコンサートとワークショップを行う予定なのですが、後援を頂く申請をするつもりです。頑張って頭を下げに行きます。