グリーフワーク(喪の作業)中。結城美帆子

最終的に母につけられた病名は、脳梗塞・慢性心不全・慢性腎不全・高血圧・高脂血症・多発性脳梗塞・心原性脳梗塞・ラクナ梗塞・その他いくつか書かれてました。よくぞ生きていたと思います。このような状態の母でしたので、いつ何があってもおかしくありませんでしたから、私自身も、いつもたえず緊張状態で気が抜ける時がありませんでしたので、すごいストレスだったと思います。最終的な想像もしておりましたし、現に想像通り逝ってくれました。なのに、なぜ喪の作業がなかなか終わらないのか?主治医と本音の話し合いが出来なかったからだと思うのです。狐とタヌキの化かし合いのような感じだったように思います。医者もわかっていても言えない事もあるのでしょうね。でも、主治医の丸島先生も、このような最期になる事は想像していたように思うのです。本当は、このような事を言い合えれば良かったと思います。みんなわかっていても本音を言わない、言えないのかも知れませんが。人間いつかは死にます。長く生きさせて欲しいわけでは無いのです。医師に求めている事は、逝かせ方です。患者の家族が生きて行けるような逝かせ方です。「自分たちはやるべき事は精一杯やりました」と言わんばかりの治療ではなく、患者と患者の家族の為の医療をして欲しかったです。愛犬を赤坂動物病院の柴内裕子先生のもとでお見送りをした時は、俗に言うペットロスにおちいる事がなかったのです。別の愛犬をつくば市の動物病院で看取った時は、ペットロスからなかなか立ち直れなくて大変だったのです。この違いは、獣医師の全人的な考え方ではなかったかと思うのです。柴内裕子先生は、日本で最初の女性の臨床獣医師です。男性社会の中で先駆者としてのご苦労があったと思います。柴内裕子とは、本音で話ができたのです。狐とタヌキの化かし合いのような話し合いではなく、本音で話ができる事が大切だと思います。難しいことですが。ピアノのレッスンでも、本音で話し合いができる関係性が大切なのです。想像は想像でしかないですから。一生懸命に生徒さん親御さんの本当の気持ちを聞き出そうとはしているのですが、けっこう難しいのです。なので、今、アンケート用紙を作成中です。