アドラー心理学を取り入れたピアノレッスン

アドラー心理学を取り入れたピアノレッスン

導入期のレッスンで大切にしている事は、アドラー心理学に基づき、出来ない経験をさせない事です。

出来ることを増やしていくレッスンです。

小さい子に、出来ない経験をさせてしまうと、チャレンジ精神がなくなってしまいます。

子どもの発達は個人差があるので、一人ひとり発達の状態を把握して一人ひとりのレベルに合わせたレッスンを行うことが重要になります。

一人ひとりに合わせてレッスンが出来るというのは、個人レッスンの良いところです。

言葉に興味がありそうなお子さんには、イタリア音名の他に日本音名と英語とドイツ音名を同時に教えることもあります。

出来る経験の次は、成功体験です。

成功体験は、コンクールを活用しております。

初めてのコンクールは、目標が達成できるように仕向けます。

2回目からは、自分で目標を設定させ、練習計画を立てさせます。

成功体験と失敗体験を繰り返すことで、どうしたら成功するかわかるようになり、目標を達成する方法を身につけることができます。

ピアノだけではなく、お勉強でも得意な分野を伸ばしようにすると自分に自信が持てるようになります。

国語が苦手で算数が得意であれば、小学四年生くらいで中学1年生の数学の問題をやらせてみるのも良いみたいです。

漢字が得意なお子さんであれば、小学生で漢検1級を目指すのも良いのではないでしょうか?

みんなと同じレベルのお勉強をしていなくても良いと思います。

好きな分野、得意な分野をどんどん学ばせてあげましょう。

当教室の生徒さんの中には、小学2年生で英検準二級に合格した方もおりますし、多くの生徒さんが小学生のうちに3級に合格しています。