なぜ毎日ピアノの練習をする必要があるのか?  結城美帆子

上手に弾けるようになるためです。

上手に弾けるようになるには、筋肉が必要なのです。

筋肉は、すぐにはつきません。

筋肉をつけるためには、毎日の鍛錬が必要なのです。

筋肉をつけるために、毎日の練習が必要なのです。

日本で最初に音楽家専門外来をお始めになられた整形外科医の酒井先生は、練習を休むことなく治療をすることが大切とおっしゃいます。

私も20年くらい前に小指の腱を切ってしまった時に、筑波大学附属病院ではビスを入れての治療と言われ、土浦協同病院では腱をつなぐ治療と言われ、メスを入れるのは怖かったので、筑波大学附属病院でビスを入れる治療を受けました。

手の専門の医師でしたが、音楽家専門の医師ではなかった為だったと思いますが、なるべく小指を使わないようにと言われました。

思うようにピアノが弾けなくなってしまいました。

でも、どうしても諦めきれずに、ダメもとで当時は横浜市立大学病院の教授をされていた音楽家専門外来の酒井先生を受診しました。

酒井先生には「大丈夫です。どんどん弾いてください。僕は、何千人も治療した経験があります。ピアノは、弾かないと筋肉が衰えて弾けなくなるのです。ピアノの練習を休むことなく治療をしてあげないとダメなんだ。」と、言われました。

今、生徒の皆様にピアノを教えていられるのは、酒井先生のおかげなのです。

医者選びは大切です。

プロ野球選手が、アメリカで手術をする理由は、日本に専門の医師がいないからです。

日本人にも優れたドクターはおります。

世界で初めてアメリカで内視鏡によるポリープの摘出手術を成功させたのは、日本人の新谷医師です。

新谷先生は、私が胃カメラと大腸カメラのドックを受けている半蔵門胃腸クリニックの顧問もしております。

半蔵門胃腸クリニック院長の掛谷先生は、アメリカの病院で新谷先生から学ばれた方です。

日本で優れたお医者様たちは、私が知る限りですが、皆さんアメリカやドイツで学ばれているようです。

天皇陛下の心臓の手術をして天野先生もアメリカで勉強して帰国した先生です。