結城美帆子ピアノ教室からは、3名の大人の生徒さんが参加しました。
普段からステージマナーはうるさいほど教えていたつもりだったのですが、客席にお尻を向けてピアノの椅子の高さを調整していた生徒さんがいて、プログラムには指導者として私の名前も書いてありますし、恥ずかしいなんてもんじゃありませんでした。
いつでもどんな時でも誰にでも感謝ができる人であれば、普段から感謝の気持ちがあれば、客席にお尻を向けることなどあり得ないです。
まだまだ指導ができていないと猛省しました。
子供たちは色々なコンクールに参加しているので、演奏するときの心構えや、ステージマナー、舞台の袖でいう言葉も教えていますし、お辞儀の意味も何度も何度も言葉で言わせ、心を込めて弾くということはどう言うことかも何度も教えておりますが、大人の生徒さんは当然わかっていると思っていましたので教えませんでした。
反省です。
ピアノ先生の演奏も聴かせていただきましたが、演奏する時に、鍵盤を拭いたハンカチを一人の先生はピアノの譜面台の左側の上に置きました、別な先生はハンカチをピアノの椅子の後ろに置いて弾きました。
この先生方は、生徒さんをコンクールに参加させたことがないのでしょうか?
自らコンクールに参加した経験があったり、生徒さんをコンクールに参加させていれば、ステージマナーも勉強していると思うのですが、、、、、
ステージでピアノの鍵盤を拭くハンカチの作り方や、拭き方、ハンカチの置くところ、やり方があるのです。
ステージは、その方がどんな人なのか?普段どんな生活をしているのか?など、その方の人間性が見えるのです。
すごく怖いですよ。
ベーゼンドルファーを使っていたのですが、こもった音で響きが悪かったです。
バッハを弾かれたピアノの先生がおりましたが、あまりバッハの感じに聞こえませんでした。
バッハは、もう少し声部がはっきりした方が良いのではないかと思いましたし、ペダルでごちゃごちゃになっていたように感じました。
知り合いの先生がショパンのマズルカをお弾きになられました。
えらいなーと感心しました。
でも、私とは音楽に対してと申しますか、曲を作ると申しますか、私とは違うなーと思いました。
すごく真面目な先生なのでしょうね、きちんとしたマズルカでした。
コンクールについて考えることもありましたが、今日のお二人のピアノの先生の演奏を聴かせていただいて、やはりコンクールへの参加は意義があると思いました。
やはり、コンクールに参加している方が上手になると思います。
私の生徒さんたちの方が表現力があると思いました。
表現力が乏しいと、コンクールで予選を通過するのは難しいです。
北村智恵先生が審査員をされている京都国際音楽コンクールの小学1年2年の部で金賞を受賞された中国のお子さんの演奏は素晴らしいと思いました。
YouTubeでご覧になれますので、お勉強にもなりますからぜひご覧になってください。
京都国際音楽コンクールの入賞者記念コンサートと、ピティナピアノコンペティションの入賞者記念コンサートを見比べるのも面白いです。
ピティナの人たちより、京都の人たちの方が表現力が豊かなような気がします。
特に、中国人の演奏者は上手いと思いました。
少し遠いですけど、京都国際音楽コンクールを受けてみるのも良いかと思います。
京都国際音楽コンクールは、障害者の部門もあります。
審査員は、音楽高校の先生や音楽大学の教授先生ですから質の高い審査が受けられると思います。
ピティナピアノコンペティションとほぼ同じ時期に開催されます。
参加してみたいという方は、遠慮なくお声をかけてくださいね。
参加したい方がいらっしゃれば、審査員をされている北村智恵先生にご相談申し上げたいと思います。