お金を払えばと思っている人。結城美帆子

お金を払えばなんでもできると思っている人が、いまだにいるようです。昨日、お辞めになった生徒の母親も「今日の分までレッスン料を支払っているんだからレッスンしたください」と言われました。もう40年近くピアノを教えておりますが、このような生徒は初めての経験で、規約にも書いてなかったのですが、私がこの生徒が可哀想だと思い思い入れをした私が馬鹿だったのですが、この生徒にレッスンをする気力がなくなってしまったのですが、母親が望むので、力を振り絞って最後のレッスンをさせて頂きました。これも経験として、今後に生かしたいと思います。今後は、月の途中でも、私が精神的にレッスンができない場合は、レッスン料を返金させて頂くことに致します。また、ピティナピアノコンペティションに参加の生徒さんに地区予選当日や、地区本選当日などに無料でレッスンをしておりましたが、思い入れをしないために、来年からは料金を頂くことに致します。私の好意で無料で補講レッスンをさせて頂いたこともありましたが、思い入れをしないために、無料でレッスンを行うことは、残念ながら出来なくなりました。申し訳ございません。生徒の皆様に、より良いレッスンを提供させて頂くために私の心の平安を保つことも必要なので、ご了承ください。私の本意ではないのですが、ごめんなさい。いちいちレッスンを頂いてレッスンをしなければならなくなると、ピティナピアノコンペティションで地区予選さえ通過させるのが難しくなると思います。人間には、心と言うものがあるのですよ。私がお世話になっている胃腸科の掛谷先生は、フリーの患者さんは引き受けていないのです。ゴチャゴチャ言う患者は診たくないのだそうです。患者のゴチャゴチャを聞く時間があったら、その時間で多くの患者を治したいと思っているようです。掛谷先生のクリニックは、信頼のできる人からの紹介がないと診て頂けません。私も「あなたが本当に信頼できる人にしか紹介しちゃダメだよ」と言われておりますが、なんの苦痛もなく胃カメラと大腸カメラの検査を受けられたのは、掛谷先生だけです。最近は、大腸ガンが増えているようですが、早期に発見できれば内視鏡で取れるのです。ピアニストの中村紘子さんも、もし、掛谷先生に出会っていれば、大腸ガンであんなに早く亡くなる事もなかったのではないかと思います。そしたら、もっと中村紘子さんの素敵な演奏が聴けたことでしょう。もう一人お世話になっている岡部先生も、紹介がある人だけを診ております。お金を払えば診てもらえる時代でもなくなりつつあるように思います。色々な業界で、合わない人はお断りをするようになってきていると思います。私の教室も、現在は、経験がある方は今までレッスンを受けていた先生からの紹介または申し送り書を書いて頂けない場合は、お引き受けしておりません。初めての方、経験がない方は、ホームページで指導内容や指導方針・プロフィール・規約・指導実績などご覧いただき、レッスンを受けてみたいと思われた方に、まずは体験レッスンまたはお試しレッスンを受けて頂き、よくよく見極めをしてからご入会を頂いております。