全てがお金で解決できるわけではないが、お金で解決できることもあると思います。
日本の政府は、飴と鞭で国民の気持ちを動かしてきたように思います。
飴は、お金のばらまきで、鞭は税金の徴収。
戦中に始まった年金制度も、最初の頃の加入者はほとんど納めないでも軍人恩給をいただけたようです。
戦争は辛い思い出でしょうから、みんな何も言わないでしょうけど、私の子供の頃は働いていない大人が結構いたので、ある時、母に聞いたら「あの人は戦争に行ったから軍人恩給をもらっているから仕事をしなくても生活できているのよ」と言われました。
ただ、戦争に行けって言われただけでは、家族の生活だってあるわけだし、自分の仕事だってあるわけだし、何か補償がなければいけないでしょうね。
日本の政府は、戦争に行けってもらいたいから、馬の鼻先に人参をぶら下げて走らせたように思えてしまいます。
国民皆保険も、結核を撲滅するために、国民を病院に来させるための制度だったと祖父から聞きました。
国民皆保険ができる前は、お医者様も気軽に医者にかかるということはなかったので、患者が多かったわけでもなく、お医者様たちもそんなに裕福な人ばかりではなかったと聞きました。
友部駅の近くにある県立中央病院は、石岡市にできるかもしれなかったのですよ。
当時、市長だった川並病院の院長だった川並先生が「石岡市に結核病院なんか作るわけにはいかない」と言って阻止したと亡き祖父から聞きました。
川並先生は、大きい病院が市内にできると自分の病院か患者が奪われるからというのが本音ではなかったかと亡き祖父は申しておりました。
もし、石岡市に県立中央病院ができていたら、今とは違う街になっていたかもしれませんね。
国民皆保険がなかった時は、医療費が高額で医療を受けられないで死んで行く人が多かったとのことです。
国民皆保険ができたことで、みんなが医療を受けられるようになったのです。
介護保険は、認知症の老人が社会で迷惑になってきたからできた制度ではないでしょうか?
発達障害者支援法にしても発達障害者のよる凶悪な事件が多くなり、発達障害者による凶悪な事件から国民を守るためにできた法律ではないでしょうか?
新型コロナウイルスも、日本政府が、本気でこのままではまずいと思えば、国民が政府の言うことを素直に聞く金額を提示するのではないかと思います。
新型コロナウイルスの感染者を増やさないように、緊急事態宣言を出して不要不急の外出を避けてくださいとか、営業を自粛してくださいと言われても、みんな生活があって仕事をしているわけですから、生活の補償がなければ、政府に従うことは難しいと思います。
医療崩壊をどう防ぐか?
病院は、患者が多過ぎても少な過ぎても経営が成り立たないようです。
政治家の判断が求められますね。
お願いだけでは、動けない人たちもたくさんいるのではないでしょうか?
自分だけは助かりたいと思い人もたくさんいるようですからね。
日本政府は、国民に、コロナで死ぬか、経済で死ぬか、二者選択を迫っているように思います。
国民が、生きる選択を選ぶことができる政策をとって欲しいです。