お辞めになった生徒のお母様からご連絡がありました。

自閉症の生徒さんでしたが、私の指導方針に賛同頂けなかったようで、2年くらいでお辞めになった方です。

他の教室に通っているようでしたが、全然上手くならないんです。

とおっしゃっておりました。

知的障害もあり、特別支援学校を卒業されていたようですが、2年間でバイエルの下巻の70番くらいまでは弾けるようになった生徒さんでした。

また、私のレッスンを受けたいと思われていたようですが、私の指導方針に賛同頂けなくてお辞めになられた生徒さんでしたので、お断り申し上げました。

自閉症者にピアノを教えるのは簡単ではありません。

ただ弾けるようにするだけではなく、コンペティションで地区本選に出場させるのは、すごく大変なのです。

なので、私の指導方針にご賛同頂けなければ、結果を出す指導はできないのです。

楽しいレッスンと、生涯に渡りピアノを楽しむ為のレッスンは、同じではないのです。

私は、生涯に渡りピアノを楽しめるように、誰が聴いても「上手」と言われるように、基礎をしっかりと教えたいと思います。

基礎は、最初にしっかり教えて身につけさせないと、後からでは中々身につかないのです。

子供の頃からピアノを習っていて、チェルニー40番が修了しているのに、音符の長さが正確じゃない生徒さんがたくさんおります。

経験上、大人になってから直すのは、難しいです。

ピアノのタッチを直すのも難しいです。

私は、フンメルポジションで育ちましたが、ショパンポジションに直すのは大変でした。

今でも、油断をすると、指が上がってしまいます。

私が子供の頃は、フンメルポジションで指を高く上げて弾きなさいと言われたのですが、今は指は高く上げないのです。

特にショパンを弾く時は、指を上げたら弾けませんので、ショパンポジションをマスターする必要があります。

60を過ぎて、渡部由記子先生にハノンのレッスンを受けております。

生徒をコンクールで結果が出せるように指導する為には、今の奏法を学ぶ必要があると思ったので、レッスンに通っております。

日本歌曲を勉強し始めたのは、50歳を過ぎてからです。

栗本尊子先生の日本歌曲を聴く機会があって、日本歌曲を勉強しようと思いました。

学びに年齢は関係ないと思っております。

この人から学びたいと思ったら、学びに行きます。

学びたいことが見つかり、教えを受けたい先生が見つかることは、すごく幸せなことと思います。

生徒を伸ばす為だったら、いくつになってもレッスンを受けに行き勉強を続けます。

ピアノの指導にこれで良いということはないですから。

渡部もアナリーゼは〇〇先生のところにお勉強に行かれているとお聞きしたことがあります。

みんな勉強を続けているのです。