お子様のご家庭での練習について。結城美帆子

幼稚園生や小学3年生くらいまでのお子様は、自分から一人でピアノの練習をするのは難しいと思います。10歳くらいになると一人でも練習ができるようになるようですし、一人で外国へレッスンに行く子もおります。10歳くらいまでは、親が練習を促し、そばについて弾いた回数を数えてあげたりすると良いと思います。子供の言いなりになったり、子供のペースに巻き込まれないことが大切です。練習する時間を決めさせて守らせることが大切です。守れたら、必ず褒めてください。もし、お約束したことを守らなかった場合は、寝る前のご本の読み聞かせを無しにするとか、おやつを無しにするなどのペナルテイーも必要かと思います。私がピアノを教えている目的は、ピアノを上手に弾けるようにすること、上手に弾けるようになるには毎日の練習が必要ですから、ピアノは目標を持ち努力ができる人に育てることができると言うことです。私は、ピアノのレッスンで、目標を持ち、努力ができる人を育てたいと思っております。ピアノの上達は、努力の成果です。ピアノのレッスンで、目標を持ち、目標を達成する英知を身に付けて頂きたいと思います。小さいお子様のが「今日は練習しない」と言った場合、お子様の曲を親御さんが弾いて子供に聞かせるのも良いと思います。「どうしてやらないの?」とか「練習しましょう」とか言うのではなく、さらっとした態度で子供に接した方が子供の気持ちに振り回されなくて良いと思います。子供が「今日は練習しない」と言ってぐずったら、「わかりました。今日はご本無しね(おやつ無しね)」と言って親御さんが子供のピアノの宿題の曲を子供の代わりに練習してみるのはいかがでしょうか?小さいお子様の曲でしたらピアノの経験がない親御さんも弾けると思います。子供にとって、親も一生懸命にやっているんだなと子供に思わせることも、やる気のスイッチを入れるために大切なことのようです。子育ては、手間暇がかかって大変ですね。子供は、手間暇をかけないと育たないようです。私が子供の頃、お勉強ができる子供の親は、学校の先生が多かったように思います。親自身が、毎日勉強して目標を達成した経験がないと、子供もやらないようでした。学ぶ習慣は、親が子供に身に付けてあげないと、子供自ら学ぶ習慣を付けるのは難しいのではないかと思います。私は、体が弱く幼稚園には行けなかったのですが、就学前に小学一年生で習う漢字は教えられて書けるようになっておりました。今で言うドリルブックみたいな教材を看護師だった叔母が買ってきてくれて、叔母が勉強を教えてくれておりました。ひらがな、カタカナ、数字、漢字、挨拶の仕方、日常生活など教えてくれたのは叔母でした。叔母の子供は、女の子ですが土浦一高から筑波大学に入りました。勉強って親がやるように仕向けないとできないのではないでしょうか?ピアノの練習も親がやるように仕向けないとできないと思います。よく練習してくる子は、親御さんのやらせ方が上手だなと思います。子供が練習を渋った時、自分はどうだったかを考えてみるのも良いかも知れません。親御さん自身が努力をしてきた方なら、お子様も努力ができる人に育つと思います。もし、親御さん自身が、努力の経験がなければ、子供に努力を教えるのは難しいかも知れませんね。つくば市は、研究者が多いためか、親御さんご自身努力をされている方が多いので、お子様方も大変よく練習をしてきてくださいますので感心しております。