お子様のご家庭での練習について。結城美帆子

私の指導方針として、ピアノを習い始めたばかりの小さいお子様は、フラッシュカードでの譜読みを毎日3回、ピアノの練習を毎日3回やるようにと申し上げております。ピアノの教則本が一冊終了し2冊目に入ってからは、生徒本人に「毎日何回練習したら来週のレッスン日までに上手に弾けるようになると思う?」と聞き、本人に考えさせ練習回数や時間を決定させております。それを、お約束とします。お約束が守れなかった場合は、レッスンで上手に弾けるようになっていても合格には致しません。小学生からは、回数ではなく、毎日何分練習するかをお約束して頂くようにしております。やらされていると言う感覚でピアノを習うのではなく、主体的にピアノを学んで頂きたいと思います。私のピアノのレッスンで得て頂きたいことは、ピアノが上手に弾けるようになって頂くこと、お約束が守れる人になって頂くこと、コミュニケーションの基本「あいさつ」ができる人になって頂くことです。私は、どこへ行っても、病院で診察室に入る時も「お願いします」と入り、診察室を出るときは「有難うございました」と出ます。運転免許をとりに通った教習所でも、教習で車に乗る時は担当教官に「お願いします」と言って車に乗り、教習が終わって車から降りる時は「有難うございました」と申し上げておりました。時々「宜しくお願い致します」とおっしゃってレッスン室にお入りになられる方がおりますが、礼法の先生に「こう言う場合は、宜しくは言わないのです」と言われたことがありました。理由も説明されたのですが、理由は忘れました。「お願いします」とお入りになれば宜しいのですと言われましたので、小さい生徒さんには「レッスン室に入る時は、お願いします。レッスン室を出る時は、有難うございました。と、ご挨拶しましょうね。」と申し上げております。なぜ「宜しく」と言ってはいけないのか、納得できた理由だったのですが、思い出せません。どなたかご存知の方がおりましたら、ぜひ教えてください。宜しくお願い致します。