お亡くなりになりました。結城美帆子

母の反対側の方が急変してお亡くなりになりました。カンファレンスの前に病室に行った時は、看護師さんがご家族に「状態が良くないのですが、病院までどの位で来られますか」と聞かれていたのですが、カンファレンスが終わって病室に行った時はカーテンがしてあり、いったん出て戻ってきた時は、ベットが無くなっていて、ご家族の方が「お世話になりました」と言われました。母に「何かあったの」と聞いたら「うん」と言って、キョロキョロしてました。急変してお亡くなりになる時は個室に移動するとばかり思っていたのですが、移動しなかった様です。同室の患者は嫌でしょうね。看護師さんに「お亡くなりになられたのですか」と聞きましたら「病院ですから」と言われました。患者は、死に対して敏感になっているので、配慮をして欲しいですね。母は、キョロキョロして不安そうでしたので、少し一緒にいて帰ってきました。カンファレンスで、丸島医師から「自宅で急変したときどうするか」と聞かれましたが、私は「救急車を呼びます」と申し上げましたが、私と丸島医師が問答を繰り返しておりまして、結論は出ませんでした。母は、死にたくないのですよ。祖母の様に、病院へ運んだら、病院へ着いた途端に死ぬ場合もあると思う。祖母は、気管切開も心臓マッサージもせずに病院で死にました。私が思っている理想の死に方だったのです。母の最期も同じ様に願っているのですが、丸島先生は、わかってくれません。