『愛』

たっぷりの愛情でお子様を育ててあげて欲しい。

愛とは何か?

愛する人とは、ずっと一緒にいたいと思うのではないでしょうか?

愛する人とは、片時も離れたくないと思うのではないでしょうか?

本当に我を愛しているのであれば、障害があるからといって施設に入所させるようなことは出来ないのではないでしょうか?

本当に愛する親であれば、介護が大変だからといって老人ホームに入所させるようなことは出来ないのではないでしょうか?

私の母は、脳梗塞を繰り返し、血管性の認知症を発症し、要介護5の全介助状態になりましたが、施設への入所は考えたことはありませんし、一人娘の私が一人で介護をしてお見送りをしました。

祖父母も自宅で介護をしてお見送りをしました。

私の場合、多少専門的な知識があったから出来たことかもしれませんが、施設はお金で動いているので、どんなに高級な老人ホームでも、職員や施設の経営者にとっては、入所者は「メシのタネ」なのです。

利害関係が無く介護できるのは、親子や兄弟姉妹です。

介護に金額がつけられることに、いまだに違和感を感じております。

入浴介助を受けると〇〇円、オムツ交換など排泄介助を受けると〇〇円、認知症を発症すると加算され、というように、全てに点数がつけられ値段が決められているのです。

私は、介護は心で行うものと思うのです。

自由を求め、自分の生活を大事に生きる生き方もあると思うけど、老人もいて、障害者もいて、色々な人がいるのが社会ではないでしょうか?家族ではないでしょうか?

コロナ禍の今だからこそ、人と人のつながりを大事にしたいと思う。

介護の現場で働いた経験からですが、当たり前のことですが、みんな生活の為に介護の仕事をしているのです。

私が介護の仕事をしていた時は、介護の仕事は「ウンコとりに始まりウンコとりに終わる」と言われておりました。

入所者の生活の質を上げるなんてことを考えることなんてありませんでしたし、入所者が死んでも、翌々日には次の方が入所してきますから、人が死んでも悲しいっていう感情がわかなくなってくるのです。

これはまずいと思いました。

人間の感情がなくなってくるのです。

感情の鈍麻が起きてくるのです。

私は2年半しか続けられませんでした。

私は、音楽を長く勉強しておりましたし、感性が豊かだったからかもしれませんが、介護が流作業になっていき、人間を介護しているという感覚では無くなり、私の心は耐えられなくなり、寝ている時に吐くようになり、逆流性食道炎を発症してしまいました。

しんどかったです。

有料老人ホームに入所している人は、お金がある方が多いですけど、介護する職員は生活の糧を得るために働いているので、入所者に対して、僻みの感情も出てくる職員もいるのではないかと思います。

そうすると、見えないところで虐待が起こるのは、人間の心理から考えれば当然のことのようにも思います。

人間て、案外プライドって大事なのですよ。

自分だけの幸せを考えるのでは無く、みんなの幸せを考えられる人に育って欲しいです。

お世話になり敬愛する世界で活躍された亡き東敦子先生は、旦那様亡き二田原英二先生のご両親をご自宅で介護をされておりました。