「支援」と言う言葉。結城美帆子

母が介護保険を使うようになってから、よく耳にする言葉に「支援」と言う言葉があります。回復期リハビリで入院していた筑波記念病院のソーシャルワーカーさんにも「支援」と言う言葉を言われました。介護保険を使って介護を受ける事は、「支援」ではなく、当然の「権利」だと思います。よって、ソーシャルワーカーさんが退院後患者が生活しやすいように色々考える事は「支援」ではなく、仕事であり義務です。福祉や医療に携わっている人たちは「支援」と言う言葉を好んでお使いのようですが、報酬を受け取っているからには「仕事」をしているわけでしょう。すでに介護保険を使っているのに、「退院後は、介護保険を使う事が必要だと思います」とアドバイスが支援らしいのですが馬鹿みたいだと思いませんか?4月からお世話になっているケアマネージャーさんと筑波大学附属病院で担当してくれているソーシャルワーカーさんはさすが統括をしている方だと思いますが、お二人とも良い仕事をして頂いており非常に助かっております。このお二人からはいまだに「支援」と言う言葉を聞いた事がありません。お二人は、おそらく私と母のために一生懸命に動いてくれているので(一生懸命に仕事をしてくれているので)「支援」なんて言っている暇がないのだと思います。現在、入院中ですから、ケアマネージャーさんには報酬は入らないのですが、退院後の色々な調整をして頂いており、それも私が気が付かないことをやって下さっているので本当に有り難く思います。患者が何を望んでいるのか、患者が何が必要なのかをたえず考えて仕事をしてくれるケアマネージャーさんはベストです。私がピアノで学んで欲しいと願っていることの一つ「他人の心に思いを馳せることが出来る人」ですね。このような方に良い仕事をして頂けると、要介護5になっても、安心して前向きに介護が出来るのです。支援ではなく、良い仕事をしてくれれば、患者は安心して生活が出来るのです。ピアノの先生も同じですね。良い仕事をすれば、生徒はピアノが上手に弾けるようになるのです。