「分かった」「分かんない」と言えるお子さんに育てましょう。結城美帆子

年少さんの〇〇ちゃんは、「分かった?」と聞きと「分かった」と答えてくれます。

「分かりました」と答えましょうね。

と教えてきたのですが、昨日にお医者様の岩田先生の著書を読んでからは、この年齢のお子さんは「分かった」で良いと思うようになりました。

「分かった」か「分かんない」のか、自分の気持ちと申しますか、自分の意見を他者に伝えることができることが重要です。

当教室には、自閉スペクトラム症の生徒さんもいるので、お返事ができず黙ってしまう生徒さんも多いのですが、自分の気持ちや意見を相手に伝えることができないと、意思表示ができないと、これからの社会を生きていくのは難しいのではないかと思いますから、ピアノのレッスンと言う一対一の関係性の中で、自分の意見が言えるようになって欲しいと思います。

言葉で伝えないと、相手は何もわかってくれません。

間違うのが怖くて言葉に出せない生徒さんや、間違ったことは言っちゃいけないと思って言葉に出せない生徒さんもいるように思いますし、質問の意味が理解できなくて黙ってしまうお子さんもいるように思いますが、言葉に出して言ってくれないとわからないので、困ってしまう時があります。

自分の演奏が上手に弾けたのか?あまり上手に弾けなかったのか?自分で考えることができないと言いますか、判断できない生徒さんもいるのですが、ピアノの上達の為には良くないことなのです。

自分で上手に弾けたの弾けなかったのかの判断を自分でするようにしないと、主体が演奏をしている演奏には聴こえず、弾かされているように聴こえる演奏になってしまいます。

心が無い演奏になってしまいます。

自閉スペクトラム症の演奏は、言われたように演奏するけど心を感じない演奏をするのです。

心とは何かを説明をするのは非常に難しいですが重要なことなのです。

音楽的な弾き方の説明をするのは非常に難しいですが重要なことなのです。

渡部由記子先生は「その弾き方は音楽じゃない」と生徒さんに申しますが、自閉スペクトラム症の人は、何を言われているのか理解できないのではないかと思います。

教えることって難しいです。

子供が「分かんない!」と言ってくれると嬉しくなります。

私は、間違うことはいけないことではないと思うのですが、ご家庭の教育方針で間違いはいけないことと教えている場合は、ご家庭の教育方針に合わせますので、どうぞ遠慮無くおっしゃってください。