「人間の欲望は他者の欲望である」ラカンの公式

母親が子供に関心を持っていない場合、あるいは、その愛情が過多である場合には、母親の中に子供の居場所がのくなってしまう。すると子供は、確固とした自分の存在理由や存在価値を見出だすことが困難となり、生きるための自信を育むことができない。優しく愛する母親によって捧げられる「無」という居場所は、子供の成長における最初の基盤であり、成長して世界を自由に謳歌するためには不可欠なものと言える。母という扉、父という鍵。向井雅明氏「考える足」より抜粋。生徒の皆様に指導をしていて、指導に行き詰まったり壁にぶちあたったりして悩んだ時バイブルになっている本です。